0歳~3歳の赤ちゃん期教育

国語の第一歩。ひらがなを覚える時期・方法(我が家を例にして)

未就学児から、知育や勉強を頑張らさせたい!!と考えているご家庭で、国語の第一歩は「ひらがなを読むこと」ですよね。

ひらがなが読めると、できるワークやプリントの幅が広がります。親御さんも「早く読めるように教えなくちゃ!」と焦るかもしれません。

ここでは、我が家のひらがなの覚え方を例にして、ひらがなの覚え方や時期など、ひらがなに関しての紹介をします。

ひらがなを覚える時期

ひらがなを覚える年齢は、早いと2歳半ごろから、一般的には3歳~4歳ごろと言われています。

私も我が子にいつ、どのようにひらがなを覚えさせたらいいのか気になり調べましたが、2歳半~4歳ってだいぶ差があり、「結局いつ!?!?」となりました。

現在我が子は5歳半で、ひらがなは読めるようになりました。この歳になって思うことは「興味を持ったときに覚える。」です。

ひらがなに限ったことではありませんが、子どもには流行りというか、そのときハマるものがあり(モンテッソーリ教育でいうと敏感期というものでしょうか。)、そういうときに力を発揮して覚えるんだなぁ~、面白いな~といつも思います。

子どもが興味を持ったときに、放っておいたとしても、もしかしたら勝手に覚えるかもしれませんが、興味を持ったときを見逃さずに、親が興味をもっと深くするフォローを行なえば、子どもの好奇心をもっと引き出し、才能を見出すことになるかもしれません。

ひらがなを覚えるための準備物

ひらがなを覚えるにあたり、準備したものは、子どもの興味をひくために、さりげなく、「あいうえお表」と壁とお風呂に貼っていました。あとは、すでに持っていた子ども図鑑の後ろに記載されている「あいうえお表」を一緒に見ることも多くありました。

特に無理強いはせず、子どもが興味を持って指差しなどしたら、「これは「り」だねー」と話を振るぐたいにとどめていました。

お風呂にはカラフルなものを貼り、楽しさ演出していました。

ひらがなの覚え方

冒頭でも書いたように、ひらがなを覚えると、できるワークやプリントの幅が広がります。知育や勉強に熱心な親御さんは、早く読めるようになってほしいと思うのではないでしょうか。

私は、ひらがなの読みに関して、焦っていたわけではありませんでしたが、早く読めるように働きかけは行っていました。我が家が実践していた方法を紹介します。

【0歳~】あいうえお表を音読

赤ちゃん用の図鑑の最後にあいうえお表が載っていました。子どもが図鑑を手にしていたら、あいうえお表のページを見せて、「あ・い・う・え・お…」と文字を指で指しながら音読していました。

これは、早く覚えさせたい!!というより、耳で聞いてほしいな、という軽い感じでしたので、毎日するわけでもなく、音読中にどこかに逃亡したら、すぐに終わっていました。

1歳後半ぐらいで、何かの拍子で「あいうえお」と言い出して、祖父母に「この子、天才なんちゃうか!?」と言われていた記憶があります。

【0歳~】絵本の読み聞かせ

これも、ひらがなを覚えさせる目的ではなく、語彙力や知識の習得や親子との時間を過ごすために行っていました。

ですが、結果的に我が子は絵本大好きマンになりましたので、絵本がひらがなに興味を持った要因になったとは思います。

【2歳ごろ】「りこちゃんの「り」!」と言い出して、そこから文字の興味が出てきた

我が子がひらがなを読めるようになったのは、2歳台で早い方でした。

私が、我が子に「ひらがなを教えよう!」と思った原因は、ある日、我が子が絵本か、あいうえお表のひらがなを指さし「りこちゃんの「り」!」と言い出しのです。(仮名です。)

保育園で、ロッカー、お布団、タオルかけ、靴箱、保育園で使用するあらゆる場所に、名前とその子のマークがついています。(車とか、お花とか、おそらくひらがなを読めない子に「車の絵は〇〇君の場所ね」と分かるようにしてくれているのでしょう。)

我が子もそれをいつも見ていて、きっと「り」を見たことがあったのでしょう。いきなり、「りこちゃんの「り」!」と指さしました。

私は、びっくりして、教えるなら今だー!!とチャンスをつかんだ感じがしていました。

【2歳ごろ】保育園のお友達の名前でひらがなを教えた

上記のことがあり、その日から私は我が子にひらがなを教えました。

あいうえお表を一緒に見て、ひらがなを指さしながら「これは、ゆうたくんの「ゆ」、これは、ひなちゃんの「ひ」だよ」(仮名です)と教えました。

幼児と勉強をするとき、覚えているか、理解しているか、非常に気になるところですが、テストをするのはあまりいいことではありません。

そもそも、2歳や3歳の子どもに、ひらがなを数回教えたところで、全部を覚えていることは難しいので、親が不安になるだけです。あまりいいことはないため、テストや確認をしない方が無難です(笑)

【2歳半ごろ】保育園の先生たちに褒められて、どんどん吸収していく。

なにかのきっかけで、保育園でひらがなの読みを披露した我が子。保育園の先生たちは、とても褒め上手なので、「すごーい!」などのお褒めの言葉を全力で何度も言われ、嬉しかったのでしょうね。

その後、どんどん吸収していきました。「〇〇先生が、「い」読めて、すごいねって言ってたよ」と言うと、2歳児なりのドヤ顔をしていました。

保育園のお友達や先生など、人の名前のひらがなで覚えていたので、お友達にいないひらがなを覚えるときは、我が子の好きな物や動物の名前で覚えていました。「はやぶさの「は」だよ」とか、です。

あまり人の名前に使われない「む」や「ぬ」は登場頻度が少なく、なかなか覚えさせれませんでした。

【2歳半から2歳後半】だんだんとひらがなが分かり、日常生活に入ってくるようになる

外出中、大きな看板をみて、

「すみれちゃんの「す」だ!」(仮名)と言うようになり、子どもの生活の中にひらがなが入ってくるようになりました。

それでも、まだ間違えることも多く「は」と「ほ」、「て」と「そ」、「る」と「ろ」など、似ている文字は、間違えながら、その都度軽く訂正しながら覚えていきました。

訂正するときは、「あれは、(「は」じゃなくて)「ほ」ね~!」みたいな感じで、子どもの反応は特に気にせず、軽く訂正するのが良いと思います。「あれは「ほ」ね!分かった?次から読める?」みたいな、子どもの反応をあり気で聞いてしまうと、子どもが嫌になってしまい、わかるひらがなを発見しても、声に発してくれなくなる可能性があります。

この頃は、まだひらがな単体で読めるだけで、「くすり」という文字があっても、一つずつ「く」「す」「り」とは読めますが、「くすり」と3文字連続で読むことはできませんでした。

【3歳~3歳半】ひらがなの読みと、単語が一致するようになってくる。

「い」と「す」が読めても、「いす」と読めて、座る椅子が想像できるようになってきたのは、3歳半ごろでした。

ひらがな一文字一文字は、一緒になって教えましたが、単語に関しては教えた記憶がありません。看板を見たり、図鑑や絵本を見るうちに自然と身についたように思います。

【3歳後半】簡単な一文が読めるようになり、絵本も読めるようになってくる。

音読のワークをやり始めたのがこの時期でした。最初はたどたどしかったですが、毎日読むうちに上達し、文章を読みながら、その文章の情景を頭で想像するという行為を練習できました。

また、我が家は上の子が4歳のとき、下の子が産まれているので、下の子用の絵本を読んであげつつ、絵本を読む練習をしていました。

まとめ

以上が、我が家のひらがなを覚えた方法でした。我が子は、保育園のお友達から入りましたが、なんだっていいと思います。

電車が好きな子は新幹線の名前、動物が好きな子は動物図鑑から見て覚えたり、お子さんの興味のあるものから、文字へと興味の幅を広げてあげればいいのです。道路標識を面白がって読む子もいますよね。

我が子の興味のあることは何か、常にアンテナを張っておくのが良いですね。

ひらがなが覚えられると、お子さんとのコミュニケーションの幅が広がり、楽しくなります。我が家の体験談が参考になれば嬉しいです。

ABOUT ME
紺野 はるか
学習塾運営をする2児の母によるブログ。「少しの手間と時間とお金と意識で子育てはもっと楽しくなる、子どもはもっと賢くなる!」をモットーに、実体験をもとに、主に未就学児~中学生までの勉強に関するお話を綴っていきます。誰かの参考になることがあれば嬉しいです。
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