子どもの宿題を見たり、勉強を教えていると、子どもの理解力のなさや態度にイライラして、つい喧嘩になってしまいます。喧嘩の時間が長引いてなかなか勉強が進まないことが多いです。
このような相談を本当に多く受けます。
子どもと勉強すると、つい口論になりそこから勉強に全然関係ない内容の親子喧嘩になってしまることって、どのご家庭でも一度や二度あるのではないでしょうか!?
子どもに勉強を教えるとき、イライラを完全になくすことはできなくても、
イライラを少しでも和らげる気持ちの持ちよう等の解決策はあります。
子どもに勉強を教えるときの一番の優先事項は「宿題が終わる」とか「今日のやるべき範囲を終わらせる」ということです。
上記を念頭に置きながら、学習塾運営歴約20年、数千名のお子様の指導をした経験から、
子どもの勉強を見るときにイライラしないコツを紹介していきます。
①子どもに勉強を教えているとき、イライラしてしまう原因
②子どもに勉強を教える時、イライラしないための工夫
子どもに勉強を教えるとき、イライラしてしまう原因
子どもに勉強を教えていて、喧嘩にならない方法。親の永遠のテーマのような気がします。
以下、3点にまとめてみました。だいたいどれかに当てはまるのではないでしょうか!?
何回も説明しているのに、理解できない&解けない
「昨日も説明したのに、全然理解していない」ってことが続くと、イライラしてしまいます。
自分の子どもの理解力がないのかと思うと悲しくなり、
その悲しみが怒りに変わってしまったり、
早く家事をしたいのに、子どもの勉強が進まないから、自分の家事が終わらなかったり。
自分が思っている以上に、子どもの勉強を見るのに時間がかかってしまうと、イライラしてしまうものです。
解ける問題のはずなのに、間違える&解けない
「昨日は解けてたやん!」「ただの計算ミスやん!」ということ、多いですよね。
親というものは、子どもが小・中学生ぐらいまでは、自分の子どもが勉強ができないと、
悲しい、もっと努力していい点数取ってほしいと思う人が多いです。
そのため、簡単な基礎問題で間違えてしまったり、できるはずの問題を間違えてしまうと
「なんで!?昨日は出来ていたのに!?」とか
「やる気ないんじゃないの!?」
と焦ってしまいます。
その焦りが怒りに変わり、イライラしてしまいます。
子どもの勉強する態度が気に食わない。
親御さんがお子様に勉強を教えているのに、頑張ろう!という気持ちが全く感じず嫌々勉強している、
アドバイスしても反抗的な態度を取られる、等の姿を見たら
気持ちのいいものではないですよね。
そこから語気強めに「早くこの問題解きなさい!」とか
「なんでそんなにダラダラしてるの?あなたはいつもいつも…(以下、小言)」と親が言ってしまうが最後、喧嘩確定ですね。
子どもに勉強を教える時、イライラしないための対策
「これで絶対にイライラしなくなるよ!」という魔法の方法はありません!!
イライラポイントは人によって違いますし、その日の体調や気分によっても違います。
しかし、なるべくイライラしないようになる気持ちの持ちようぐらいはあります。
私が実際にいつも頭の片隅に入れていて、イライラが出てきそうになると頭の中で唱えていることや行っていることをまとめていきます。
すぐに理解できなくても解けなくても当たり前。いつか、絶対理解できるようになる。
初めて何かを習得することは、難しいものです。
大人でも、初めて取り組む仕事ってなかなか覚えられなくて、苦労します。
何回も同じ仕事をすることで、要領を得ていくものです。
子どもも同じです。
昨日は理解できていたのに、今日は忘れてることなんてたくさんあります。
忘れる度に説明すればいいのです。
何度も繰り返し説明を聞くことで、少しづつではありますが、理解が深まっていきます。
私は、今まで多くの小学生に勉強を教えてきましたが、
中学受験レベルの超難問は別として、
学校の教科書レベルの問題を何度説明しても理解できなかった、解くことができなかった子はいません。
その「何度」が10回の子もいれば、100回、1,000回の子もいますが、必ず最後には理解できます。
いつかは、時計はよめるようになりますし、
線対称・点対称・回転の図は書けるようになります。
「できるようになれまで教えればいいんだ。いつか、絶対分かるようになる。」と、焦らず、何度も説明してあげれば大丈夫です!
子どもの勉強に対する気持ちが、前向きではなさそうな時は、話を聞いてみる。
特に勉強を教えているときの、子どもの態度が悪いと、親は、すぐに悪い態度を良い態度に直しにかかりがちです。
しかし、悪い態度の原因が分からないと、良い態度には変えれません。
例えば、「最近太ってきたし、痩せなきゃなー」と思ったとします。
たくさん運動したとして、運動しないよりは運動した方が痩せますが、
太った原因がお菓子の食べ過ぎなら、お菓子をやめた方が手っ取り早く痩せれる気がしませんか?
本当の原因を突き止めないと、効果的な解決策は見つかりません。
では、子どもの態度が悪いと感じた場合、まず初めにどのような行動を取ればいいでしょうか。
それは「どうしたの?」と子どもに聞いてみることです。
「どうしたの?」と聞いてみたら、子どもも何かリアクションを取ってくれるはずです。
「疲れてて。」とか、「今の勉強内容が苦手」とか、勉強に気持ちが向かない理由を話してくれるでしょう。
よく「うちの子はあんまり自分のことを話してくれなくて…」と言われるお母さんやお父さんがいますが、
そういう子の場合は、子どもが答えやすいように聞いてあげてみてください。
「学校で嫌なことがあった?」とか、「問題難しい?」とか、
お母さん・お父さんから見て、子どもの思っていそうなことを「Yes」「No」で答えられる質問でするという手もあります。
子どもと何かしらの会話をすることで、怒りの気持ちが収まっていくものです。
勉強が進まない理由があるなら、その原因を取り除けばいいのです。
それでも勉強を続けてほしいのなら、そのように説得すればいいですし、原因が分かれば、取れる選択肢が広がります。
「怒り」だけではなくなります。
どうしても無理なときはロボットのように教える
何を言われても、どうしてもイライラしてしまうときはあります。
そういうときは、一旦感情はどこか別の場所に置き、ロボットのように機械的に教えるしかありません。
物理的に子どもと距離を取り、一旦その場から離れて勉強を一時中断しても良いのですが、
それを頻回にしてしまうと、子どもは「勉強中にお母さん(お父さん)と喧嘩すれば勉強終われる♪」と学習してしまう可能性があります。
私は勉強は一時中断せずに、イライラしても何か嫌なことがあっても、
「私はロボットだ」と自分にいい聞かせて、とりあえずその日やる分の勉強内容は終わらせるようにしています。
そんな日もあっていいと思うようにしています。
まとめ
以上、子どもに勉強を教えるとき、イライラしそうになったらすること3選でした。
子どもとはなるべく穏便に楽しく過ごしたいですよね。
「これをすれば絶対にイライラしない!」という特効薬はありませんが、
「イライラしないように、できることは何かな!?」と考えることが、イライラを減らせる第一歩だと思います!
それだけでエライ!!
参考になることが一つでもあれば嬉しいです。