未就学児の勉強

子どもに勉強を教えるとき、イライラしそうになったらすること3選

子どもに勉強を教えると、つい喧嘩になっちゃって、なかなか進まないんです。。。

このような相談をよく受けます。

子どもと勉強すると、つい口論になり、そこから勉強に全然関係ない内容の親子喧嘩になってしまることって、よくありますよね。

今日は、子どもに勉強を教えるとき、イライラを完全になくすことはできなくても、イライラを少しでも和らげる気持ちの持ちように関して、説明していきます。

子どもに勉強を教えるとき、イライラしてしまう原因

子どもに勉強を教えていて、喧嘩にならない方法。親の永遠のテーマのような気がします。

以下、3点にまとめてみました。だいたいどれかに当てはまるのではないでしょうか!?

1.何回も説明しているのに、理解できない&解けない

「昨日も説明したのにー!」ってことが続くと、イライラしてしまいます。

自分の子どもの理解力がないのかと思うと、悲しくて、その悲しみが怒りに変わってしまったり、早く家事をしたいのに、子どもの勉強が進まないから、自分の家事が終わらなかったり。

自分が思っている以上に、子どもの勉強を見るのに時間がかかってしまうと、イライラしてしまうものです。

2.解ける問題のはずなのに、間違える&解けない

「昨日は解けてたやん!」「ただの計算ミスやん!」ということ、多いですよね。

親というものは、子どもが小・中学生ぐらいまでは、自分の子どもが勉強ができないと、悲しい、もっと努力していい点数取ってほしいと思う人が多いみたいです。

そのため、簡単な基礎問題で間違えてしまったり、できるはずの問題を間違えてしまうと、「なんで!?昨日は出来ていたのに!?」と焦ってしまいます。その焦りが怒りに変わり、イライラしてしまいます。

3.子どもの勉強する態度が気に食わない。アドバイスしても口答えされる。

子どもに勉強を教えているのに、頑張ろう!という気持ちが全く感じず嫌々勉強している、アドバイスしても反抗的な態度を取られる、等の姿を見たら、気持ちのいいものではないですよね。

そこから語気強めに「早くこの問題解きなさい!」とか「なんでそんなにダラダラしてるの?あなたはいつもいつも…(以下、小言)」と親が言ってしまうが最後、喧嘩確定ですね。

子どもに勉強を教えるとき、イライラしないための解消法

「これで絶対にイライラしなくなるよ!」という魔法の方法はないような気がします。

イライラポイントは人によって違いますし、その日の体調や気分によっても違いますしね。

しかし、なるべくイライラしないようになる気持ちの持ちようぐらいはあるのではないかと思っています。

私が実際にいつも頭の片隅に入れていて、イライラが出てきそうになると頭の中で唱えていることや行っていることをまとめていきます。

1.すぐに理解できなくても解けなくても当たり前。いつか、絶対理解できるようになる。

初めて何かを習得することは、難しいものです。大人でも、初めて取り組む仕事ってなかなか覚えられなくて、苦労します。何回も同じ仕事をすることで、要領を得ていくものです。

子どもも同じです。昨日は理解できていたのに、今日は忘れてることなんてたくさんあります。忘れる度に説明すればいいのです。

何度も繰り返し説明を聞くことで、少しづつではありますが、理解が深まっていきます。

私は、今まで多くの小学生に勉強を教えてきましたが、中学受験レベルの超難問は別として、学校の教科書レベルの問題を何度説明しても理解できなかった、解くことができなかった子はいません。(ある程度の勉強習慣がついている子に限ります…。)

その「何度」が10回の子もいれば、100回、1,000回の子もいるということは事実ですが。

いつかは、時計はよめるようになりますし、線対称・点対称・回転の図は書けるようになります。

なので、「できるようになれまで教えればいいんだ。いつか、絶対分かるようになる。」と、焦らず、何度も説明してあげれば大丈夫です!

2.子どもの勉強に対する気持ちが、前向きではなさそうな時は、話を聞いてみる。

特に勉強を教えているときの、子どもの態度が悪いと、親は、すぐに悪い態度を良い態度に直しにかかりがちです。

しかし、悪い態度の原因が分からないと、良い態度には変えれません。

例えば、「最近太ってきたし、痩せなきゃなー」と思ったとします。たくさん運動したとして、運動しないよりは運動した方が痩せますが、太った原因がお菓子の食べ過ぎなら、お菓子をやめた方が手っ取り早く痩せれる気がしませんか?

本当の原因を突き止めないと、効果的な解決策は見つかりません。

では、子どもの態度が悪いと感じた場合、まず初めにどのような行動を取ればいいでしょうか。

それは「どうしたの?」と子どもに聞いてみることです。

「どうしたの?」と聞いてみたら、子どもも何かリアクションを取ってくれるでしょう。「疲れてて。」とか、「今の勉強内容が苦手」とか、勉強に気持ちが向かない理由を話してくれるでしょう。

よく「うちの子はあんまり自分のことを話してくれなくて…」と言われるお母さんやお父さんがいますが、そういう子の場合は、子どもが答えやすいように聞いてあげてみてください。

「学校で嫌なことがあった?」とか、「問題難しい?」とか、お母さん・お父さんから見て、子どもの思っていそうなことを「Yes」「No」で答えられる質問でするという手もあります。

子どもと何かしらの会話をすることで、怒りの気持ちが収まっていくものです。

勉強が進まない理由があるなら、その原因を取り除けばいいですし、それでも勉強を続けてほしいのなら、そのように説得すればいいですし、原因が分かれば、取れる選択肢が広がります。「怒り」だけではなくなります。

3.どうしても無理なときはロボットのように教える(笑)

何を言われても、どうしてもイライラしてしまうときはあります。

そういうときは、一旦感情はどこか別の場所に置き、ロボットのように機械的に教えるしかありません。

物理的に子どもと距離を取り、一旦その場から離れて勉強を一時中断しても良いのですが、それを頻回にしてしまうと、子どもは「勉強中にお母さん(お父さん)と喧嘩すれば勉強終われる♪」と学習してしまう可能性があります。

ですので、私は勉強は一時中断せずに、イライラしても何か嫌なことがあっても、「私はロボットだ」と自分にいい聞かせて、とりあえずその日やる分の勉強内容は終わらせるようにしています。

そんな日もあっていいと思うようにしています。

まとめ

以上、子どもに勉強を教えるとき、イライラしそうになったらすること3選でした。子どもとはなるべく穏便に楽しく過ごしたいですよね。

「これをすれば絶対にイライラしない!」という特効薬はありませんが、「イライラしないように、できることは何かな!?」と考えることが、イライラを減らせる第一歩だと思います!それだけでエライ!!

私の実践していることが、参考になれば嬉しいです!

ABOUT ME
紺野 はるか
アラフォー2児の母。現役学習塾職員が、〝勉強を通じて、子育てを楽しく!子どもの人生を明るく!〟をモットーに、子育てをしている様子を公開!! 我が子の中学受験までの道のりとともに、配信中です。