子育ての迷ったときの行動指針は!?
子育てをしている中で、判断に迷うことは多くあり、悩みも尽きません。
そんな時は、みなさん、どうしていますか!?
誰かに相談してアドバイスをもらって実行したり、ネットで調べたり、育児本を読んだり、と悩みを解決する方法はいくらでもあります。
私も、よくネットやSNSで調べたり、夫やママ友に話を聞いてもらったりしますが、スッキリする時もあれば、なんだか釈然としないときもあります。
釈然としない時は、だいたい人の意見やアドバイスを聞いてはみたものの、それを踏まえた自分の考えに落とし込めてないときが多い気がします。
育児に限ったことではないですが、何事も悩んでいたこと、迷っていたことが、納得できるときは、自分の中で一応の答えが見つかったときです。
自分の考えに落とし込み、納得するためには、自分の軸が必要となります。
自分の軸は、これまでの経験を自己分析し、見つけていくことが必要です。また、私は自分の好きな言葉を基準に、悩みや迷いを解決に導き、自分の心を落ち着かせています。
子育てにおいて、大切にしている言葉、また悩みや迷いを解決する方法(いつも全て解決!とはいきませんが)を紹介します。
子育てにおいて、大切にしている言葉
『育てたように育つ』
どこかで何気なく目に入りハッとさせられた言葉です。シンプルですが、その通りです。
かなりの個人的な願望・感覚になりますが、私が今まで生きて、穏やかな人というのは、生きていきやすいな、と思う場面が多くありました。
「穏やかな人」の定義は、人によって異なるかもしれませんが、
「①怒らない」「②メンタルが安定している」「③笑顔が多い」「④優しい空気感」「⑤余裕がある」「⑥安心感」「⑦物怖じしない」、こんなところでしょうか。
自分の好きなこと、したいことを突き詰めてする、自分にとって大切だと思う人と、より良い関係を築くことは、人生を豊かにしてくれます。
もちろん、我が子には、楽しく豊かな実りある人生を送ってほしいです。そのため、子どもには、穏やかな子に育てるように意識しています。
私は、穏やか研究家と言っても過言ではありません!笑
ビシっと叱るところは決め、それ以外のこと(子どものできないことや、短所)は「まぁ、そのうち出来るようになるさ」の精神で接すること、子どもの良いところも悪いところも全部受け入れる、小さいことでカリカリしない、など、母親である私自身が、思い詰めないように心がけています。
何か失敗をしてしまったら、その後の子どもの行動に注目し、その行動にフィードバックを行うようにしています。
例えば、わざとではなく、不注意でお茶をこぼしてしまった場合、お茶をこぼしてしまったことには特に言及しません。
「こぼれちゃったよ、どうしよう~~!」
と言うと、息子は雑巾を持ってきて拭いてくれます。この高度はナイスな行動なので、「イイネ!」です。
(お茶をこぼしてることは、私としてはあまり嬉しくはないので、褒めはしないです…。)
このような形で、試行錯誤ではありますが、「失敗した」→即発狂!!とならないよう、心掛けています。
『それ、今、しないとあかんこと?』
この言葉は、高校生のときに、先生から言われた言葉です。
大学受験期、私が何か忘れましたが、すごく効率の悪い勉強をしていたときだと思います。その時に、「今はもっと違う勉強すべきじゃない?それ、今、しないとあかんこと?」みたいなニュアンスで言ってもらったと思います。
子どもがいたら家事が溜まりに溜まって、できるだけ早く片付けちゃいたい!と思うものです。しかし、そんなときに限って、子どもが私に何か(抱っこ、見てほしいなど)求めてきます。
ついつい「ちょっと待って~。キリがいいとことまで終わらせて(>_<)」と思ってしまいます。
そんなとき、少し立ち止まり「これって、子どもに待ってもらってまでする、大事な家事かな!?今しないといけないこと!?」と考えるようにしています。
子どもとの時間は有限です。「お母さん、見て~」と言われること、抱っこできる期間、一緒に遊んでもらえる期間、全て終わりはきます。しかも、あっという間に。
「もっと子どもとの時間、大切に過ごせば良かった~~!」と後悔することの内容に過ごしていきたいと思っています。
後でしても、大丈夫な家事や幼児なら、子どもを優先するし、絶対今しないといけないことなら、子どもにその旨説明して、待っててもらっています。
絶対に今しないといけないことなんて、トイレと火を消す、水道をとめる、切羽詰まったご飯作りぐらいです。
心に余裕のない時ほど、「それ、今、しないとあかんこと?」と自分に問いかけるようにしています。
「まぁ、絶対今じゃなきゃあかんってわけでもないな」と思えたことは後回しにして、子どもとの時間を優先するようにしています。
『交渉ごとは、それをほしいと思ったら負け』
この言葉は、社会人1年目のときの上司に教えてもらったビジネス上での言葉ですが、私の座右の銘となり、子育てにおいても大切にしている言葉です。
「この商品を売りたい!」と思って、売ろうとすると、売れないよ、ということです。相手に売ることだけの必死さしか伝わらず、逆に相手を引かせてしまう、ということです。
この商品を売りたいと思ったのなら、相手がこの商品を手に入れることによっておこるメリットを伝えることが大切です。
例えば、子育てしていたら、「もう寝るよ!!」と何百回も言うし、思います。
お母さんは忙しいため、子どもが寝た後に溜まってる家事・仕事がある、少し息抜きして一人時間を楽しみたい等、できることなら、子どもは早く寝てほしいものです。
しかし、子どもに「とにかく早く寝て!」と一辺倒に伝え、寝ないと怒るとなったら、お互いにストレスたまって仕方ありません。
子ども側からすると、もしかしたら、「寝たくないのに、早く寝ろって怒られる!嫌だ!!」という心理が働いているのかもしれません。
こういう時は、子どもが寝たいと思うように仕向ける方がいいのです。5歳男の子、我が子の場合、体力ありあまり、お昼寝もなしでも20時時点で「まだ眠くない!もっともっと、遊びたい★」みたいな感じです。(体力ありすぎ!羨ましいっっ!)
このように言われても、こちらも負けじと以下のように伝えます。
①成長ホルモンが、21時〜22時から夜中の2時が、いっぱい出る時間、②成長ホルモンは、賢くなったり、体が強くなったり、背が高くなったり、大人になるために超重要なホルモンであること、②就寝後、1時間ほど経過後、成長ホルモンが出る、③逆算すると20時ぐらいには寝るのがベストということ
を、毎回伝え方を変え、伝え続けています。
こう伝えることによって、「よし!寝たい!!」とは、なかなかならないのですが、「寝なきゃなぁ〜」ぐらいにはなり、寝室に行くのを嫌がったり、寝ることに嫌悪感を抱いている様子は特にありません。
私(お母さん)のメリット、子どものメリットを両方を考えて、伝えると伝わりやすくなるかも、という具合です。
まとめ
以上が、私の子育てにおいて指針としている言葉でした!子育ては、毎日、精神力・体力と使います。何かにすがりたくなる時もあります。
そんな時、好きな言葉を思い浮かべることで、自分の行動を落ち着いて振り返ることができ、次の行動の指針となります。皆さんにも好きな言葉が見つかりますように。参考になれば嬉しいです!