未就学児の勉強

未就学児の家庭学習を習慣づけるコツ5選

こんにちは!二児の母、紺野はるかです。
今日は未就学児が家庭学習を習慣づけるためのコツを我が家の例にお話したいと思います。

我が家のスペック紹介

我が家のスペックはこんな感じです。

どこにでもいる、一般的な家庭です。

だいたい毎日17時半過ぎに帰宅し、20時頃に就寝します。

長男は、平日はなにかしらの家庭学習を毎日継続して行っています。

量は、そこまで多くありませんが、2歳から体調不良や用事等以外は、毎日コツコツと机に向かっています。

我が家の家庭学習の様子と、継続するコツをお話していきます。

平日の帰宅後のルーティン

怒涛のルーティンです。

20時就寝を一番の優先順位高くしています。

何かの事情で時間が押している場合は、20時就寝ができるよう、何かの工程をすっ飛ばすこともあります。

夜ご飯は、前日の夜or当日の朝に仕込んでおき、帰宅後はレンジで温めて出すスタイルです。

月齢・年齢に合わせ微調整はありますが、このルーティンを長男は何年も続けています。

そのため、遊ぶ時間がない!とかの不満は聞いたことがありません。(ほんとのところは長男のみぞ知るです…。)

家庭学習の目的と内容

家庭学習といっても、平日のルーティンを見てもらえばお分かりのように、毎日約20分程度しか時間を取れていないので、たくさん勉強してる!とかではありません。

私が家庭学習で大切にしていることは、2点あります。

  1. 椅子に座り、机に向かい勉強する習慣をつける
  2. 「出来なかったことができるようになることは嬉しいこと、知らないことを知ることは楽しいこと」と実感できるように。

勉強の習慣を、早期につけることは

小・中学生になって「勉強しなさい。」と言って、今まで勉強時間0分だったものを、1時間や2時間に増やすことは、結構難しいです。

しかし、15分ほどあれば、15分から1時間、2時間と増やすことは、本人に勉強する目的さえあれば、簡単にできます。

次に「出来なかったことができるようになることは嬉しいこと、知らないことを知ることは楽しいこと」ということを実感してほしいという理由は以下の通りです。

出来ないことはしたくないけど、出来ないことはちょっとの頑張りでできるようになる、ということが分かり、知らないことを知ることは楽しい!と思えたら、

人生超楽しくなるんじゃないかと思っています!

上記のような感じでやっているため、難しいことや、めちゃくちゃスパルタに無理やりやらせているわけではないです(たぶん…)。今、家庭学習でやっていることは以下の通りです。

・カタカナの練習帳でカタカナの練習 (ひらがなは済)
・七田式プリントC (Bは済)

20分かからない時もあるぐらいです。年長になったら、何か増やそうかな、と考えていますが、まだ未定です。

家庭学習を習慣づけるコツ

子どもの興味ある分野の、簡単過ぎず、難しすぎない問題を選択。

子どもは「あ~、あとちょっとでできそうだぁ~~。」ってことが好き。簡単過ぎると面白くないし、難しすぎると簡単に諦めてしまいます。

よくワークに「3才~5才」とか、対象年齢が書いてあります。

その対象年齢を参考にして、子どもの興味ある分野や好きそうな分野を優先的に取り組んでいくのがいいと思います。

まずは苦手なことより、得意なことを中心に!

毎日一定量にする。

「今日はやる気があるから、多めにする。」等、その日の気分でページ数を決めてしまうと、やる気が起こらない時に「この前、多めにしたし、今日は1ページでいいか~」となってしまいがちです。

人間、やる気が起こるときの方が少ないので、どんどんペースが落ちていき、やらない日が多くなっていく可能性大です。

やる気がある日も、ない日も、忙しい日も、時間に余裕がある日も、毎日〇ページと決めておけば、確実に積みあがっていきます。

どんなに忙しいときでも、できるページ数に設定しておくと良いですね。

我が家は、私の仕事の帰りが遅くなり時間がないときなどは、「今日は、時間遅くなっちゃったから、プリントなしにしよっか。特別ね~」と言って、

思い切って0ページにしています。別日にすることもしていません。

中途半端に特別ルールは作らないように心がけています。

親は隣で見守る&応援&褒めの声かけ

子どもは一人では勉強できないので、隣にいてあげること。

「お母さんが見てくれている」というのは、子どもにとっては嬉しいものです。

我が家は子どもが問題を解いているときは、家事などはせずに、問題を解くのを見守っています。

問題が1問解けるごとに褒め!!

褒める言葉は、あまり深く考えず「いいねぇ~」「正解!」など、相槌のように打ってあげます。「おぉ~↑」の時もあるぐらいです(笑)

褒めることで、1点、気を付けることがあるのなら、「過去と比較してあげること」です。

「文字書くの上手になったね。前は枠からはみ出してたのに、今書いたやつ、ピッタリ枠に収まってる~~」等、子どもは過去のことはどんどん忘れていってしまうので、「前できていなかったことが、今はできるようになったね、出来ないことも練習すればできるようになるね」というメッセージを込めて褒めるようにするといいと思います。

考えていて、なかなか前に進まない時は応援してあげましょう。「分からないことあったら、教えてね。一緒に解こうね。」等、いつでも手出しができるように準備しています。

親が、楽しそうに話したり、成長を喜ぶと子どもも嬉しいものです。

夜は家事・育児にバタバタしがちですが、家庭学習の時間は手を止めて、一緒に問題に取り組んでいます。

子どもに、完璧に理解させようとしない。理解できなくても、できなくても怒らない。

子どもは脳の発達的に、その月齢ではできない問題、理解できない問題があります。

できるようにさせるために無理やりやらせたり、理解できるまで何度も説明したりしなくても大丈夫です。

我が子も、3歳ごろに点つなぎができず、大号泣していたことがありましたが、4歳になったころにはケロっとできるようになっていました。

学校のカリキュラムにも当てはまることなのですが、初めて「2ケタ×2ケタ」の掛け算を習ったときは、「難しい!!」と思ってひっ算の仕組みがよく分からなくても、

また次の学年で「3ケタ×3ケタ」の掛け算を習いますので、必然的に「2ケタ×2ケタ」の復習をできるようになっています。

また、そのときには、「2ケタ×2ケタなんて簡単じゃーん」と思っていることの方が多いです。

子どもにできないことや苦手なことがあると、不安になったり心配になったりしますが、いつかはできるようになりますので、長い目で見守ってあげてください。

できるようになるまで、泣いてまでやらせたり、お母さんやお父さん自身がカッとなり、勉強中に怒ってしまうと、子どもも悲しい気持ちになってしまい、「もう勉強したくない。」となってしまいます。

出来ないことよりも、出来たことに目を向けれるようになると良いですね。

1度決めたルーティンは、親も子も必ず守る。

子の体調不良以外は、ルーティンは必ず守るようにしていました。

私がどんなにクタクタでも、「やらない」という選択肢はもたないように意識していました。

このルーティンを始めたとき、長男は2歳か3歳ぐらいでしたが、私から「プリントやろ~」とか「シールやろ~」と声をかけ続けたら、やってました。

嫌だ、と言われた記憶はあまりないので、子ども的にもやりたいことだったのかな、と今になっては思います。

5歳年中になった今は、夕飯後はプリントをするもの!と思っているのか、自分からせっせと準備をしています。

まとめ

以上が、我が家の家庭学習を継続させるコツでした。何か一つでも参考になることがあれば、取り入れてみてください。

ABOUT ME
紺野 はるか
アラフォー2児の母。現役学習塾職員が、〝勉強を通じて、子育てを楽しく!子どもの人生を明るく!〟をモットーに、子育てをしている様子を公開!! 我が子の中学受験までの道のりとともに、配信中です。