知育系・幼児教育系のブログや投稿を見ていると、必ず目にする第1位(私調べ。)
3歳までに絵本を1万冊読みましょう!
子ども全員を東大に合格させたで有名な佐藤ママが言っていたことですね。
私も実践しようと決意し、我が子も3歳までに絵本を1万冊読みました~~!正確に数えていないので分からないですが、全体に1万冊以上読んでるという確信はあります。5歳になった今でも、休みの日は1日10冊ほど読んでるんじゃないかと思うほど、今でも大好きです。(5歳の絵本、長くて読むの大変です。)
我が子は絵本大好きマンなので、達成できただけかもしれませんが、1万冊読むために、行った工夫やして良かったことなど、まとめていきます。
絵本の読み聞かせは1日に何冊読めばいい?
単純計算で、1年が365日で、「3歳までに1万冊」ということは、0・1・2歳の3年間で読む冊数を数えます。
365日×3年=1,095日、10,000冊÷1,095日=9.13242…となり、1日9冊ぐらいとなります。しかし、生まれたその日から9冊絵本を読み聞かせることはできないし、1,095日のうち、何かの事情があり読めない日もあるので、1日15冊ぐらい読めばいいのかな~、と思っていました。
調べたら、3歳までの時期は「1日10冊」が目安だそうです。
1日10冊~15冊の絵本が多いと感じるか、少ないと感じるかは、人それぞれだと思いますが、我が家はそこまで苦と感じることは少なく、続けることができました。
我が子は、0歳から保育園に通園していました。朝、保育園に行く前に2・3冊、18時頃帰宅して、お風呂に入るまでに10冊程度、お風呂から出て寝る前までに10冊程度読んでいました。
もちろん、最初から絵本大好きマンだったわけではありません。我が家で取り組んでいたことをまとめていきます。
【時期別】絵本の読み方のコツ
【生後3ヶ月~】絵本の読み聞かせスタート
これは、ネット情報です(笑)生後3ヶ月頃から赤ちゃんは目がどんどん見えるようになってくるため、赤ちゃんの目の近くで絵本を見せて読んであげれば、生後3ヶ月の赤ちゃんでも絵本が分かるみたいです。
最初は、「ぽぽぽーん」とか「ばぁ」とか、色のコントラストがくっきりしていて、擬態語中心の絵本が多いので、絵本を読み聞かせしている感覚は全くなかったですが、赤ちゃんの機嫌がいいときに、積極的に読んで(見せて?)あげました。
だんだん、絵本に手を伸ばして触ろうとしている姿がすごい可愛いと思った記憶があります。
【生後6・7か月~】1冊を最後まで聞けなくても、めげずに何度も読んでみる
よく動くようになったこの頃は、1冊読み終わるまで、じっと座ってられなかったりします。絵本を楽しそうに見ていたら、私の膝から脱走したら、もう1度膝に座らせて続きから読んでました。また脱走したら、また膝に座らせての繰り返し。
嫌になって泣き出したり、他のことに興味を持ち始めたら、切り上げてました。
1冊を最後まで読めないと「絵本嫌いなのかな!?」と、絵本を読むことを諦めたくなるところですが、めげずに1日に何度も絵本タイムを設けて、チャレンジしていました。
脱走は1歳過ぎても続いていましたが、脱走の回数は徐々に減っていきました。
【1歳ごろ~】絵本を持ってきたら、すぐに読む。「もう1回」にもなるべく付き合う。
ハイハイや歩き始めると、自分で読んでほしい本を本棚からピックアップして、親のところまで持ってきてくれるようになります。
絵本を持ってきてくれた時には、ご飯を作っていようが、着替えていようが、洗濯物を干していようが、なるべくすぐに読むようにしていました。「ちょっと待ってね~」と言って、「さぁ、読むぞ!」となったときに、子どもに読む気がなくなっていたら嫌だったので、そこだけ頑張っていました。
(長男だけでなく、次男にも同じ対応をできるよう、心掛けています…!が、やはり2番目の方が「ちょっと待ってね~」率が高いです。)
子どもって同じ本を何回も読みたがりますよね。「もう1回!」「もう1回!」と言うときは、飽きてしまう気持ちをグッとこらえて、できるだけ付き合うようにしていました。とにかく絵本だけは、子どもの満足いくまで、読んでほしい絵本を読んでほしいだけ読むように心掛けていました。
【1歳半頃~】図書館に通い始める。なるべく様々なジャンルの本を借りように。
長男が1歳になる手前ぐらいから、世の中ではコロナが大流行。自粛・自粛で、図書館もずっと休館していました。
1歳半頃にやっと、図書館が通常運転となり、通い始めれました。もっと早くから通いたかったです。
うちの地域は、2週間で15冊借りられます。通い始めた1歳半頃から約4年間、2週間に1度図書館に15冊絵本を借りに行くのが習慣となり、今も続いています。
単純計算で、1年で、365÷14=26回図書館に通い、26回×15冊=390冊、それが4年間で、390冊×4=1,560冊借りている計算となります。
借りる絵本は、まだ自分で決めれない時期は、親が決めていました。様々なジャンルの絵本を借りるように意識していました。可愛い感じの絵の絵本や、外国風タッチの絵本、やたらリアルな絵の絵本等、絵の雰囲気や、大好きな乗り物系の絵本も多く借りましたが、その他にも食べ物や、動物や、トーマス等のアニメになっているものも、借りていました。
2週間で15冊も借りれるので、とりあえずなんでも借りてみる!の感じで借りていました。
お話が分かる2歳後半からは、昔話シリーズを多く借りていました。浦島太郎や、桃太郎、白雪姫やシンデレラ、等、一般常識として頭に入れた方がいいと思い、有名どころは全て借りました。
絵本の間違った読み方。~この読み方は良くないよ!~
絵本は、子どもの発達にとってとても良いものなのですが、良くない絵本の読み聞かせ方もあります。
絵本を読むために、絵本を読む。
ちょっと難しい表現ですが(笑)
本来、絵本は、子どもを知らない世界へ連れていってくれたり、読むことによってワクワクしたりする楽しいものです。
お母さんやお父さんが「絵本を読まなくちゃ!」という理由だけで、絵本の気分ではないときの子どもに無理やり読ませるのは、誰も楽しくないですよね。
絶対に毎日読まなくてはいけない!!という義務的な気持ちではなく、子どもと楽しく絵本を読める日が多いととても良いと思います。
絵本を読んでいる途中で問題を出す。絵本の感想を聞く。
絵本だけに限らず、幼児教育では、基本的に理解できているかの確認のため、問題を出すことはしない方がいいです。
この話、ちゃんと理解できてるかなぁ~と心配になる気持ちは、よく分かりますが、分かっているかの確認は不要です。お話を分かっていても、いなくても、絵本を通じて子どもが「楽しい」と感じることはできれば、それでいいのです。
また、子どもは1度の読み聞かせで、内容を全て把握、理解をすることができない場合も多いです。内容を心の中で噛みしめたり、後から想像できる余白を残してあげるといいかもしれません。
まとめ
以上が、3歳までに絵本を1万冊読み聞かせをするコツでした。
私は親になるまで絵本を読むことはなかったのですが、読んでみるとなかなか面白いもので、子どもと一緒になって「次はこの絵本のシリーズ借りよう」と言って、図書館でお目当ての絵本を探しています。
子どもだけではなく、親にとっても楽しい絵本生活となるように、私の体験が参考になれば嬉しいです。