家族のお出かけは、子どもの好奇心をくるぐること重視
我が家はインドア派で、家族全員、家で過ごしたがります。
(0歳次男は不明)近所の公園には、父と長男で行くこともありますが、休日は、基本家でのんびり過ごしていることが多いです。
我が家が家族で遊びに行くときは、前もって出かける日程、場所、目的を計画的に立ててお出かけします。
「今日、遊園地行こうか~!」「やった~~!」のように、突然お出かけが決まることは、まずありません。提案する人もいないですし、提案したとしても「行きたい!」となる人も、我が家にはいません。(友達家族が、突然遠出が決まる派で、本当に驚きました。)
我が家のお出かけは、貴重な日なのです。なので、家族で遊びに行くときは、思いっきり体を動かす外遊び体験の公園か、子どもの興味をそそる「本物体験」か、文化的なものに触れやすい◯◯館に行き、好奇心を刺激するような場所を選んでいます。
長男が3歳になる直前。
3歳の誕生日プレゼント何がいい?
本物の山手線が見たい!
当時、電車・新幹線が大好きだった長男。2歳のクリスマスプレゼントで、祖父母に山手線のおもちゃをもらい、遊び倒していました。
リクエストをもらい、3歳の誕生日は、「本物を見よう!~電車三昧旅~」として、旅行の計画を立てました。
電車好きの子のお出かけの参考になることがあれば嬉しいです。
電車三昧旅行のスケジュール・工程
私と主人の仕事の休みは日曜と月曜。今回の旅行は、日曜〜月曜の日程で行きました。日曜のホテルは、少し料金が下がるので助かります。
我が家の立てた工程はこんな感じです。
①自宅から電車を乗り継ぎ、東京駅まで。
②東京駅ホームで電車を見まくる!!
③東京駅から新幹線はやぶさに乗り、鉄道博物館の最寄りの大宮まで。
④大宮のホテルで1泊
⑤翌日、鉄道博物館へ!
⑥大宮駅から新幹線かがやきに乗り、東京→自宅へ帰宅
自宅から電車を乗り継ぎ、東京駅まで
東京近郊に住んでいる我が家。電車を2本ほど乗り継ぎ東京駅まで行きました。
普段、自転車or車生活をしている長男は、在来線に乗るだけでも、ワクワク!ホームで電車を見送るたびに、電車が見えなくなるまで、「頑張ってね〜」と手を振っている姿がとても微笑ましかったです。
本当に全ての電車に、見えなくなるまで手を振っているので、時間には余裕をもって行動する必要があります。
本当は東京駅で、東京駅ならではの昼食をとりたかったのですが、日曜の東京駅なんて混んでそうで子連れには向いていないと思い、最寄り駅周辺で簡単に早めの昼食を済まし、出発しました。(ここは本物体験はできず、残念でした)
東京駅ホームで電車を見まくる
長男はほぼ初めての東京駅。東京駅のホームは、200円払えばホームに入れ、2時間はホーム内にいることができます。
ホームにたくさん電車が次から次に来て、大興奮!!「目がキラキラしてる」という表現はこのことか!というぐらい、目をキラキラさせて電車を見ていました。
初めて見るはやぶさとこまちは、大好きな連結部分をじーっと眺め、同じく初めて見るかがやきは、先頭が見たいと先頭のとこまで走り、行き交うのぞみに手を振りまくり、大忙し。
↑男のロマンの連結部分です。
そして念願の山手線も見れました!持参していたマイ山手線と写真撮影。
山手線を見た長男が一言「山手線、乗りたい」誕生日だもの!!乗りましょう、とのことで、一駅だけ乗りました。「次は有楽町〜有楽町〜」のおもちゃと同じアナウンスに感動してました。
他にも、多くの在来線を見て、あっという間に2時間たちました。さすがに飽きて2時間はいれないだろうな、と思っていたのですが、2時間あっという間でした。その後、東京駅を少し見学し、大宮へ移動。
東京駅から新幹線はやぶさに乗り、鉄道博物館の最寄りの大宮まで
大宮に行くなら、せっかくなら好きな電車で行こうということで、初のはやぶさに乗りました。
「はやぶさに乗るの!?乗っていいの??」と可愛すぎる反応。図鑑で見ていた同じ車両に感動し、30分程度で大宮到着。さすが、新幹線、早かったです。
大宮のホテルで1泊
大宮に到着したのは、夕方16時過ぎていました。
私自身も初の大宮でした。大宮って都会なんですね!駅も大きく、駅周辺のお店も充実しています。美味しそうでオシャレなお店たくさんありました。
お昼が早かったため、お腹が空いており、長男リクエストのサイゼリアへ。この旅行では、電車に重きを置き過ぎ、食事の予定まで気を回せなかったのが反省ポイントでした。
大宮周辺の美味しいお店をもっとリサーチすれば良かったです。
ホテルは普通のビジネスホテルで素泊まり。長男は1日中はしゃぎまくっていて、お昼寝もまともにしていなかったため、ベットに入った瞬間にコテンと寝てしまいました。
翌日、鉄道博物館へ!
有名な初の鉄道博物館。大宮駅から、埼玉新都心交通ニューシャトルに乗り、鉄道博物館へ。
埼玉新都心交通ニューシャトルは、モノレールのような、我が家の近所にはなさそうな面白そうな電車。電車に乗ると、あたりをキョロキョロ見渡し、観察していました。
そして、いざ、鉄道博物館へ!
まずは1階に、本物の大きさの電車が、いっぱい展示されていました。蒸気機関車や、古い型の在来線や、特急電車、新幹線、貨物電車、などなど、電車の大きさと種類の多さに圧倒されました。
長男は、一つ一つの電車を、ゆっくり丁寧に見て、座れる座席には座ってみたり、運転席に座り運転のマネをしたり、放っておいたら、ずっとそこにいるんじゃないかと思うぐらい、あっちに行ったり、こっちに行ったり、自由に電車を楽しんでました。
3歳が楽しいところに出かけると、親はトイレの心配がつきものです。トイレの場所確認しておくことは必須です!特に鉄道博物館のような広い施設では、常に現在地から一番近いトイレの場所を確認することをお勧めします。
私も何回も「トイレ大丈夫?」と確認しましたが、結局直前の申し出ばかりで、トイレに何度も走りました…。(トイレの場所、確認しておいて良かった…!)
また、外に出ると、実際のはやぶさ・こまちの線路があるため、何回もはやぶさこまちが見れてその度に興奮していました。この旅行で、何本はやぶさ・こまち見たことか。
広場のような、電車の遊具がある遊び場で遊びながら、はやぶさ・こまちが見れるなんて、超贅沢スポットでした。
私たち家族が、鉄道博物館に行ったのは平日でしたので、比較的空いていたと思います。昼食を11時半頃食べましたが、電車が通るのを見ながら食べれるレストランでも、一番いい席の窓側をゲットできました。他の場所も、ほぼ並ばずに入れました。
こういういつも混んでそうな場所に、空いている平日に来れるのは、平日休みのメリットです。
大宮駅から新幹線かがやきに乗り、東京→自宅へ帰宅
帰りも大宮〜東京間は新幹線に乗りました。帰りに選んだ新幹線は「かがやき」です。平日ということもあり、その場で席が取れました。
東京駅から自宅へも、もちろん電車で帰りました。東京駅は平日でも混んでました。
旅行のまとめ
本当に電車三昧の2日間でした。親としては、一生分の電車見たーー!というぐらい電車尽くしの旅行でした。
長男的には、ずっと電車に触れていた2日間は、本当に最高だったみたいで、満面の笑みでの「楽しかった♡また3人で来ようね」(この頃、次男は影も形もありませんでした)を頂きました。
その笑顔と言葉を聞けただけで、母、頑張った甲斐があったよ!!という感じです。
帰宅後、東京駅で見た、はやぶさとこまちの連結部分の話や、山手線のアナウンス、など、会う人会う人に何ヶ月も説明していました。
本物に触れることによって、家族の思い出もでき、より電車への興味や好きが深まり、本物体験、オススメです!!