子どもとの暮らし

二人目が生まれてくる前に!『上の子可愛くない症候群』対策でやって成功したこと

『上の子可愛くない症候群』って知っていますか?

下の子を出産したあと、上の子がどうしてもかわいいと思えない状況を指すそうです。

私は、下の子を妊娠しているとき、友達から実体験を聞き、震え上がりました。

こんなに可愛い我が子を可愛く思えないことってあるんだ、嫌だぁぁー!と思い、調べていくと、これは、ホルモン的にも仕方のないことだと一応(?)納得しました。

しかし、『上の子可愛くない症候群』にはかからないに越したことはないですし、かかったとしても、軽症で長引きたくないですし、事前にできる対策があればしておきたい、ということで、我が家流の『上の子可愛くない症候群』対策を紹介していきます。

結果から言うと、対策のおかげか、私は上の子可愛くない症候群にかかることなく、下の子の赤ちゃん時代(0歳代)を終えることができたと思います。

『上の子可愛くない症候群』に恐怖していた理由

我が家は、上の子が4歳のときに下の子が生まれました。4学年差の男兄弟です。

私は、上の子可愛くない症候群という症状を聞いたときから、自分は絶対になりたくないという気持ちが強かったです。

理由は、私自身も長女で、おそらく母がかかっていた症状なんだと思います。しかも、結構長い間、かかっていたんじゃないかなぁという記憶があります。(ただ単に、私と母と相性が合わなかっただけという可能性も大いにあります。)

いつも妹ばかり可愛がられ、劣等感というか、寂しい気持ちがありました。

そもそも「母のような母にはなりたくない!」という気持ちが大きく、母を反面教師にしています。

このような背景から、自分も母にされたことと、同じようなことを長男にするのが絶対に嫌!!という気持ちが大きかったです。

長男には、下の子が産まれても、今と同じ愛情を注ぐんだ!と意気込んでいました。

なので、下の子が産まれる出産準備より、『上の子可愛くない症候群』対策を入念に行っていました。

『上の子可愛くない症候群』対策で準備したこと

夫にも上の子可愛くない症候群について、理解を深めてもらう。

上の子可愛くない症候群は、ほとんど下の子をお世話するお母さんがなるものみたいです。

私は、夫にも上の子可愛くない症候群の理解をしてもらい、私が一人で抱え込まないようにしました。

夫に伝えたときの反応は「まぁ、そうなるだろうね。もしなってしまっても、自然なことだね」でした。こう言ってもらい、「もし、なってしまっても、夫には受け入れてもらえる」と、少し気が楽になりました。

夫や義父母に「下の子が産まれたら、上の子の可愛いかったエピソードたくさん話して」とお願いした。

これは、結構効いた対策でした。

上の子を可愛くない思えないなら、上の子の可愛いところを見ればいいんだ、と考えました。

でも、上の子の可愛いく思えなくなるのが『上の子可愛くない症候群』。ならば、他の人に教えてもらおうと思いつきました。

事前に夫や義父母に「下の子が産まれたら、私は下の子のお世話にかかりきりになってしまうので、上の子との時間が物理的に減ってしまう。だから、その日あった上の子の可愛かったエピソードをたくさん教えてほしい」とお願いしました。

下の子出産後、夫や義父母から、上の子の可愛かったエピソードや、写真や動画をたくさん見せてもらい、「あーやっぱりかわいい♡」と再認識していました。

睡眠時間確保を一番に。家事・育児の完璧を目指さない。頼れるものには頼る精神で。

睡眠不足は本当に大敵です。睡眠不足はイライラの原因となり、上の子可愛くない症候群だけでなく、下の子のお世話にも影響がでます。

新生児のお世話は睡眠不足との戦いのため、睡眠時間確保を私の一番の重要任務にしていました。

とは言っても、私も含め、世の中のお母さんは、頑張っちゃう人が多いのではないでしょうか。

なので私は、下の子の出産前から、夫や義父母に頼る練習、お願いする練習を意識的にしていました。赤ちゃんが産まれてからは、したい家事があっても、少しでも疲れたと思ったら、日中赤ちゃんとお昼寝するようにしていました。

「絶対に上の子可愛くない症候群にはならないぞ!」という強い意志をもつ

根性論で、あまり参考にはならないですが。それぐらい「なりたくない!」と強い気持ちをもっていました。

『上の子可愛くない症候群』にならなかった自分的に考えられる要因

冒頭でも書いたように、結果的に私は上の子可愛くない症候群にはなりませんでした。(おそらく…。)

自分的に考えられる要因を挙げていきます。

「上の子優先」をそこまで意識をしていなかったことが、逆に良かったかも…!?

よく言われる「上の子優先」にはそこまで重きをおいていませんでした。

効率重視で、どちらが優先ではなく、効率良く回る方優先で、というスタイルを取っていました。

例えば、今は上の子のご飯を先に準備して食べてもらった方が、ゆっくり下の子の寝かしつけできるな、というときは、上の子のお腹を満たす方を優先し、下の子は少し泣いておいてもらったり。

今は下の子の授乳を先にした方が、後で上の子に絵本をたくさん読んであげれるな、というときは、上の子に事情を説明して、授乳が終わるまで待っていてもらったり。

上の子ばかり優先していたら、上の子が何かワガママを言ってきたときに「いつも優先してあげてるじゃん!!」と思ったかもしれませんが、いつも優先してあげてる、という実感があまりなかったため、ワガママを言われても「そうだよね、甘えたいよね、ごめんね!」と素直に思えました。

上の子に毎日、ポジティブな声かけをする。

言霊ということでしょうか!?上の子に毎日「大好きだよ」とか、「可愛いね」とか、よく伝えていました。

SNSや本など、様々なところで、寝る前に言うと良い、とよく書いてありますが、私は日常生活中に言うようにしていました。その方が自分に刷り込ませている感(?)があるような気がしたからです。

そもそも4歳差兄弟で、上の子がある程度自分の身の回りのことができた。

こんなことを言っては身も蓋もないですが、我が家は下の子が産まれたとき、上の子は4歳だったため、上の子はある程度、自分のことは自分でできました。

下の子と上の子のお世話を同時にしなければいけない、というシチュエーションがあまりなかったので、上の子には助けられたな、という感じはあります。

夫が私のことをよく気にかけてくれ、フォローしてくれた

事前に、「絶対に上の子可愛くない症候群になりたくない!!」と伝えていたからか、出産後、夫が私のフォローもよくしてくれました。

フォローと言っても、私に「最近大丈夫?」とか、「疲れてない?疲れてたら寝てきて~」とか、そういった声かけぐらいですが…。

自分から進んで家事はできない夫ですが、お願いしたことは頑張ってやってくれました。私としては、それだけでもだいぶ気が楽になりました。

夫でなくても、「困ったら相談できる人(場所)がある」ということが、大きな心の支えになると思います。

まとめ

以上が、私の上の子可愛くない症候群対策でした。

決して、上の子可愛くない症候群になることが悪いわけではありません。仕方ないことです。赤ちゃんを一人生かす任務なんて、片手間でできることでは到底ありません。

上の子可愛くない症候群は、お母さん自身がしんどい思いをします。好きでなってるわけではありませんからね。

私の行った対策が、何か参考になれば嬉しいです。

ABOUT ME
紺野 はるか
アラフォー2児の母。現役学習塾職員が、〝勉強を通じて、子育てを楽しく!子どもの人生を明るく!〟をモットーに、子育てをしている様子を公開!! 我が子の中学受験までの道のりとともに、配信中です。