子どもとの暮らし

お父さんが積極的に育児に参加するために、お母さんの働きかけ3選

お父さんに育児を積極的に参加してもらうためには!?

この記事で、お父さんが育児に参加すると得られる効果&その場面を紹介しました。

子どもにとっては、お母さんもお父さんも大切な親。二人で協力し合い、子育てをしていきたいですよね。

しかし、令和の時代であっても、父は仕事、母は家庭になりがちです。

子育てするには、それなりの資金が必要となるため、仕事は絶対にする必要があります。もちろん、仕事をすることは、役割上、父親が担うことが多くなりますが、お父さんにも可能な限り育児に参加した方がいいことは、先日の私の記事でもある通りです。

私は、仕事上でも、母親側の意見を聞くことが多いです。「旦那が全然、育児に興味なくて。」とか「休みの日でも寝てばっかりで、子どものことは放置でムカつく!」のようなことは、ほんとによく聞きます。

ママ友と旦那の愚痴を言うと、止まらないですよね(笑)

今回は、私(お母さん)が夫(お父さん)に行っている、お父さんが積極的に育児参加するマインドになるための、働きかけを紹介したいと思います。

あくまで一例で、他にも様々な方法があると思いますし、全てが上手くいくわけではないと思います。

一つでも、皆様の参考になることがあれば嬉しいです。

教育方針について、日頃から話し合う。

教育方針は、二人でよく話し合う時間をとることをおすすめします。子どものお世話やしつけとなんとなく、日常的に行ってしまうと、男性はそれが「日常」になってしまい、「育児は母の仕事かぁ~」と思ってしまい、良かれと思い、口を挟まなくなってしまうのはあるあるです。

育児方針とは、家庭における育児や教育の方向性・指針を示したものです。

教育方針を決めることで、子どもの未来を想像し、今私たち親ができることが具体的になり、行動しやすくなります。

また、決めた教育方針に則り、子育てできているか、日々確認や振り返りができるので、より育児を「自分ごとと」して捉えることができます。

我が家は、出産前から教育方針に関して話し合い、出産後もことあるごとに二人で話す時間を設けています。だいたい話す内容は以下の通りです。

・どんな子に育ってほしいか (※最終的な目標)
・そのためには、親にできることは何か。(※子どもの年齢に応じて、親の関わり方や受けさせる教育)
・進路に関して、ざっくりとした考えと費用の共有 (※中学受験の有無や、大学進学など)

他にも家庭によって様々あると思います。一度決めたら、変更できないというものではなく、その時の状況で随時変更・追加していくといいでしょう。

また、話し合うといっても、膝を突き合わせて、記録を残すという形式でもいいですし、我が家は日常の会話の延長のような、ラフな感じで、話しています。

参考までに、我が家の教育方針は、「自分の人生を最大限に楽しんでほしい!」としています。

楽しみ方はいろいろですが、楽しむための基礎力は身に付けさせてあげたいよね。と夫婦で話しています。楽しむための基礎力とは、経験、メンタルの強さ、教養、学力、等、幼少期から素地は整えてあげたいと考えています。

そのためにも、中学受験はする方向でいきたいなぁ~、大学にも進学してほしいなぁ~、そのためには費用は一人だと!?二人だと!?三人だと!?という感じで、シュミレーションして、夫に提示し、「頑張っていきましょか(笑)」という感じになります。

このような感じで、会話を繰り返し育児方針はアップデートしています。

父のワンオペ日(ワンオペ時間帯)を積極的に作る

やらないとできるようにはなりません!という、体育会系のような考え方です!実践あるのみです!!

我が家は、私の育休中、特に何も考えず、私がメインで育児をしていました。夫も、とても子どもを可愛がってくれ、休みの日はほとんど、子どもと過ごす時間に充ててくれていました。

私は満足していましたが、ある時、気づいてしまいました。夫は、「この家に何年住んでるんだろう?」と思うほど、家の中で、どこに何があるのかを知らないということを。

子どもの着替えやご飯の介助は積極的にしてくれましたが、子どもの服がどこにしまってあるのか、今はどんな季節感・生地の物を着させたらいいのか(長袖か半袖か、など)、ご飯の食器はいつも何を使っているのか、食べる量はどれぐらいか、など、私に聞かないと分からないぐらいでした。

いくら子どものこと可愛がってくれて、優先してくれても、さすがにまずくないか!?と思い、家事・育児を積極的にお願いするようにしました。

特に私の育休があけてからは、この日は仕事で帰り遅くなるから、保育園のお迎えから寝かしつけまでよろしくね!と、ドカンと月に3日ほどお願いしていました。(夫は平日休みあり)

強制的に、お父さんと子ども(たち)にすることにより、現状の子どもの発達段階の把握ができます。ご飯はこんな物食べてるんだな、スプーン使えるようになってる、お気に入りの絵本やおもちゃ、など、私と一緒にいたら、日常の風景として流してしまうところを、感じてもらいました。

ワンオペ後、夫は「長男って、こんなに可愛かったっけ!?」と言っています。大変だけど、可愛い!可愛いを独り占めできる!といったところなのでしょうか。

私は、私の仕事の都合でワンオペ日を作っていましたが、休みの日にお父さんのワンオペ日、お母さんは別の用事をする日を作ってもいいと思います。

夫の労働に対して、感謝の気持ちを持ち、伝える

旦那よ!いつも仕事に、育児にありがとう!!!

30代後半にもなってくると、仕事の業務量や複雑さが増してきて、楽しくなってくる反面、ストレスも多くなります。

子育てをしていると「私ばっかり〜〜!!」となりやすいですが、男の人も仕事で様々なストレスに晒されて生きています。

そのことを忘れずに、まず私が感謝の気持ちを持ち、伝えるように心がけています。(いつもできているとは限りませんが…)

毎日、大変な中仕事してくれてありがとう、お金を稼いできてくれるから、何不自由なく暮らせてるよ、と。私も働いてますが、感謝をされて嫌がる男性はいないので、とにかく感謝!!!を心に余裕のあるときだけ、しています。

また、子どもたちにも折に触れて、父親のこと、仕事のことを伝えています。特に、子どもにお父さんの素敵なところを伝える場合は、お父さんのいないところで伝えるのが良いそうです。

そのため、お父さんのいないところで、「お父さんって、毎日お仕事一生懸命頑張ってるんだよ~。いつも人の役にたつことしてるんだよ。お父さんがお仕事頑張ってくれてるおかげで、美味しいご飯が食べれたり、温かいお風呂に入れたり、楽しく暮らせるんだよ」なんて伝えています。

この他にも、子どもの様子や予定の報告・共有を逐一したり、子育て関連の本やYouTubeで良かったと思うものは共有したり、いいことも嫌なことも一人で抱えこまないようにしています。

まとめ

子育ては、楽しさ、喜び、やりがいは、人生の中でもトップレベルのものですが、それと同時に責任・大変さも同等のレベルです。

母親には母親の責任、大変さ、父親には父親の立場や大変さ、それぞれが様々な大変さを抱え、生活しています。母親と父親が協力し、お互いを尊重し合い、子育てを行っていきたいものですよね。

私たち親も、自分の人生を最大限に楽しめますように!!

ABOUT ME
紺野 はるか
アラフォー2児の母。現役学習塾職員が、〝勉強を通じて、子育てを楽しく!子どもの人生を明るく!〟をモットーに、子育てをしている様子を公開!! 我が子の中学受験までの道のりとともに、配信中です。